この記事では、富士ソフトのモバイル Wi-Fi ルーター『FS040WMB1』『FS030WMB1』の違い・選び方などをご紹介しますね。
FS040WMB1とFS030WMB1の8つ違い
2020年に発売されたFS040WMB1は、FS030WMB1の後継機で、違いは↓の8つです。
- 通信速度
- 対応周波数
- 同時接続数
- バッテリー給電機能
- USB規格
- SIM規格
- サイズ
- 重量
1:通信速度
FS030WMB1 | FS040WMB1 | |
---|---|---|
LTE | 受信:最大150Mbps 送信:最大50Mbps | 受信:最大300Mbpsz 送信:最大50Mbps |
無線LAN | 最大433Mbps | 最大433Mbps |
無線LAN (クレードル使用時) | 最大433Mbps | 最大867Mbps |
Bluetooth | 2.4GHz | 2.4GHz/5GHz |
速いに越したことはないですが、030の速度で足りないという場面は少ないのではないでしょうか。
フルHD動画を観る程度なら、030でもまったく問題ないです。
※クレードルというのは、ホームルータとして使用するための別売り品です。2:対応周波数
040は、新たに4G(LTE)の
- バンド26(800MHz、AU・楽天)
- バンド41(2.5GHz、AU・ソフトバンク)
FS030WMB1 | FS040WMB1 | |
---|---|---|
バンド1(2.1GHz) | ● | ● |
バンド3(1.7GHz) | ● | ● |
バンド8(900MHz) | ● | ● |
バンド11(1.5GHz) | ● | ● |
バンド18(800MHz) | ● | ● |
バンド19(800MHz) | ● | ● |
バンド21(1.5GHz) | ● | ● |
バンド26(800MHz) | × | ● |
バンド41(2.5GHz) | × | ● |
26・18はAUの主要バンド(いわゆるプラチナバンド)なので、26対応はうれしいポイントです。
また、バンド26は楽天のパートナー回線でもあるため、楽天ユーザにとっては非常にうれしいポイントです。
3Gは共通で、バンド1・6・19に対応です。3:同時接続数
FS030WMB1 | FS040WMB1 | |
---|---|---|
最大接続数 | 15台 | 15台 |
最大接続数 (クレードル使用時) | 15台 | 32台 |
通常時は共通で、最大15台です。
4・5:バッテリー給電・USB規格
FS030WMB1 | FS040WMB1 | |
---|---|---|
バッテリー給電 | × | ● |
USB規格 | MicroUSB | Type-C |
6・7・8:SIM規格・サイズ・重量
FS030WMB1 | FS040WMB1 | |
---|---|---|
SIM規格 | micro | nano |
サイズ | 74x74x17.3 mm | 76x76x19.6 mm |
重量 | 128g | 142g |
040はちょっと大きく&重くなっていますが、大差ないです。
どっちを選ぶのが正解?
選ぶ基準は
- SIM規格
- 将来性
- 価格
機能面でいえば、(サイズ・重量以外は)040の方が全面的にすぐれています。
将来性についても、040の方が圧倒的に有利です。
また実売価格は、これを書いている時点では、030の方が4千円くらい安いです。
でも将来性も含めて考えたら、040の方がコスパがいいです。
そのため、↓の基準で選ばれるのをおすすめします。
上記以外の方⇒040
通販サイトのランキングでは、040の方が人気です。
もし通販で購入されるなら、これを書いている時点では、どちらもAmazonが一番安いです。
Amazon⇒富士ソフト モバイルWi-Fiルーター SIMフリー FS040WMB1
Amazon⇒富士ソフト モバイルWi-Fiルーター SIMフリー FS030WMB1
※補足:micro-SIMとnano-SIMの変換nano⇒microは、数十円で販売されている変換アダプタを使って変換できます。
micro⇒nanoはSIMをカットする必要があり、リスクが伴う自己責任となります。