この記事では、シャープの洗濯機『ES-GV7G』と『ES-GE7G』の違い・選び方などを、シンプルにわかりやすくご紹介しますね。
最初にざっくりしたイメージをご紹介しておくと、↓のようになっています。
このページの目次
ES-GV7GとES-GE7Gの9つの違い
いきなり答えになってしまいますが、どちらも2022年11月発売のモデルで、違いは↓の9つです。
- 穴なしサイクロン洗浄
- インバーター・エコセンサー
- 香りプラスコース
- サッと予洗いコース
- 毛布・ふとんコース
- 抗菌・防カビ
- ふろ水ポンプ
- 洗剤ケース
- サイズ・重量
違いを比較した表のあとに、一つずつ説明しますね。
ES-GV7G | ES-GE7G | |
---|---|---|
穴なしサイクロン洗浄 | ● | × |
エコセンサー | ● | × |
インバーター | ● | × |
電気代の目安 (洗濯1回) | 1.7円 | 3.3円 |
水道代の目安 (洗濯1回) | 21円 | 23.1円 |
洗濯1回のコストの目安 (電気代・水道代・洗剤代) | 30.8円 | 33.8円 |
香りプラスコース | ● | × |
サッと予洗いコース | ● | × |
毛布・布団コース | 毛布4.2kgまで、 羽毛ふとん1.3kgまで | 毛布3kgまで、 布団NG |
抗菌・防カビ | パルセータのみ | 液体洗剤・液体漂白剤投入口の樹脂部分、 糸くずフィルタ、 糸くずフィルタ枠、 パルセータ |
風呂水ポンプ | 別売り | あり |
本体サイズ | 600×595×960mm | 565×538×898mm |
防水パンのサイズ | 540mm | 507mm |
洗剤ケースのサイズ | 大きい | 標準 |
重量 | 38kg | 32kg |
1・2:穴なしサイクロン洗浄・インバーター・エコセンサー
ES-GE7G:33.8円
ES-GV7G:30.8円
ES-GV7Gは、インバーターとエコセンサーのおかげで、少ない水・電気代で済みます。
また、洗濯槽内の形状を工夫した「穴なしサイクロン洗浄」のおかげで、少ない水量でもキレイに仕上げてくれます。
3・4・5:各コース
下記の3つは、ES-GV7Gだけのコースです。
香りプラスコース
P&Gと共同開発されたコース。
柔軟剤の投入タイミングを工夫することで、柔軟剤を全体に均一にコーティングして、柔軟剤の効果を高めてくれます。
サッと予洗いコース
洗剤なしで予備洗いするためのコースです。
たとえば作業着や部活のユニフォームなどが「一つだけ汚れがひどい」という場合に、このコースで予備洗い⇒終わったら他の洗濯物と一緒に洗濯、で済みます。
毛布・ふとんコース
ES-GE7Gは毛布3kgまで対応(布団はNG)です。
ES-GV7Gは、毛布なら4.2kgまで、羽毛ふとん1.3kgまで対応です。
6:抗菌・防カビ
ES-GE7Gは、パルセータ(洗濯槽の底にある回転する部分)や糸くずフィルタなどが抗菌・防カビ仕様です。
ES-GV7Gの抗菌・防カビは、パルセータだけです。
7:ふろ水ポンプ
ES-GE7Gは、別売り品なしで風呂水が使えます。
ES-GV7Gは、別売り品を購入しないと使えません。
(通販で3千数百円程度)
8:洗剤ケース
ES-GV7Gの洗剤ケースは大きくて、洗剤を入れやすいです。
9:サイズ・重量
ES-GV7Gの方が大きくて重いです。
設置スペースに問題がないか、事前にしっかり確認しておきましょう。
ES-GE7G:507mm
ES-GV7G:540mm
どっちを選ぶのが正解?
選ぶ基準は
- 布団も洗うか
- 予備洗いは必要か
- 洗濯コストと本体価格のバランス
- 風呂水を使うか
- その他(抗菌・防カビ、)
実売価格は、これを書いている時点では、ES-GV7Gの方が2万7千円くらい高いです。
この差を洗濯コストで取り戻すには、9千回の洗濯が必要になります。
毎日2回やっても12年……取り戻すのは難しそうですね。
そのため、↓の基準で選ばれるのをおすすめします。
頻繁に予備洗いする方(作業着や部活のユニフォームだけ汚れがひどい等)⇒ES-GV7G
少しでも清潔に保ちたい方⇒ES-GV7G
上記以外の方⇒ES-GE7G
ちなみに通販サイトのランキングでは、ES-GE7Gの方が人気です。
もし通販で購入されるなら、これを書いている時点では、どちらも楽天が一番安いです。
楽天市場⇒SHARP 全自動洗濯機 ES-GV7G
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Amazon⇒シャープ ES-GV7G
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