この記事では、バッファローの無線LANルータ『WXR-5700AX7S』と『WXR-6000AX12S』の違い・選び方などをご紹介しますね。
WXR-5700AX7SとWXR-6000AX12Sの4つの違い
いきなり答えになってしまいますが、違いは↓の4つです。
- アンテナ数(ストリーム数)
- 最大速度
- 有線LAN
- USB規格
違いを比較した表のあとに、一つずつ説明しますね。
WXR-5700AX7S | WXR-6000AX12S | ||
---|---|---|---|
アンテナ | 5GHz/2.4GHz共通アンテナ | 3本 | 4 本 |
5GHz | 1本 | 4 本 | |
2.4GHz | - | - | |
ストリーム数 | 5GHz | 4 | 8 |
2.4GHz | 3 | 4 | |
最大速度 | 5GHz | 4803Mbps | ←同じ |
2.4GHz | 860 | 1147Mbps | |
有線LAN | 最大1Gbps | 4 | 3 |
最大10Gbps | - | 1 | |
USB | USB 3.1(Gen 1)Type-A ×1 | USB 3.2 (Gen1)Type-A ×1 |
1・2:アンテナ数(ストリーム数)・速度
多ければ多いほど快適になる項目です。
アンテナ数は文字通り、データが送受信される物理的なモノ(アンテナ)の数です。
ストリームというのは、アンテナ~端末間でデータが送受信される経路のことです。
(車にたとえると、「ストリームが車線」「データが車」みたいなイメージです)
難しい&長い話になるので省略しますが、ストリーム数が多いと
- 最大速度アップ
- 複数台の端末で使っても速度低下しにくい
3:有線LAN
WXR-5700AX7Sの有線LANは、1Gbps×4個です。
WXR-6000AX12Sは1Gbps×3にくわえ、10Gbpsも1個あります。
速い回線を契約されている方にとっては、うれしいポイントです。
4:USB
どちらの機種も、USB機器(HDDやUSBメモリなど)を繋いで、NASとして使えます。
呼称が変わっていますが、USB 3.1(Gen 1)とUSB 3.2(Gen 1)は同じです。
どっちを選ぶのが正解?
性能面でいえば、WXR-6000AX12Sの方が全面的にすぐれています。
とくに複数人で何台も繋ぐ場合は、違いを実感しやすいです。
また実売価格は、これを書いている時点では、WXR-6000AX12Sの方が1万円近く高いです。
そのため、↓の基準で選ばれるのをおすすめします。
上記以外の場合⇒WXR-5700AX7S
ちなみに通販サイトのランキングでは、WXR-6000AX12Sの方が人気です。
もし通販で購入されるなら、これを書いている時点では、どちらもAmazonが一番安いです。
Amazon⇒バッファロー WXR-5700AX7S/D
Amazon⇒バッファロー WXR-6000AX12S/D
※補足:型番末尾の「/D」についてバッファロー製品には、末尾に「/D」や「/N」がついている型番があり、↓のようになっています。
/D:特定販売店向けの型番。モノ自体はまったく同じ
/N:簡易包装版。モノ自体はまったく同じ
今回の上記リンクでは、一番安くなっていた「/D」をご紹介しています。