エプソンのA3プリンタ『EP-979A3』と『EP-982A3』は見た目がほぼ同じだから、
「何が違うの?どっちがいいの?」
と戸惑われた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、EP-979A3とEP-932A3の違いや選び方などをご紹介しますね。
EP-979A3とEP-982A3の違いと選び方
まず、この2つの発売日は
EP-982A3:2019年8月1日
そして、大きな違いが3つ、小さな違いが15個あります。
EP-982A3になってスペックダウンした点もありますが、実用面で影響を受けることはほぼ皆無な点ばかりなので、EP-982A3の方が全面的にすぐれているといって差し支えないです。
最初に大きな3つの違いをくわしくご紹介して、その後に小さな違いをご紹介しますね。
3つの大きな違い
- 画質向上
- 廃インクタンクのユーザ自身での交換
- フチなし吸収材エラー時の印刷継続
画質向上
EP-982A3では、普通紙の写真がより鮮やかになるように改善されています。
廃インクタンクのユーザ自身での交換が可能に
従来機種は、廃インクタンク(メンテナンスボックス)がいっぱいになると、修理に出すしかありませんでした。
でもEP-982A3では、別売りのメンテナンスボックスを購入すれば、ユーザ自身で簡単に交換できるようになりました。
別売りメンテナンスボックスは1,000円未満で買えるので、修理に出すよりずっと安く済みます。
フチなし吸収材エラー時の印刷継続
フチなし印刷をする際は、ハミ出た分のインクが、吸収剤に溜まっていきます。
従来機種は、吸収材がいっぱいになると印刷できず、修理に出すしかありませんでした。
でもEP-713Aの場合は、フチなし印刷はできなくなりますが、フチ有り印刷なら継続できます。
「修理に出してるヒマはないのに……」という時に便利です。
どっちを選ぶのが正解?
(残りの小さな違いについては、この記事の後の方でご紹介します)
後継機であるEP-982A3は、スペックダウンしている点も4つあります。
でも4つとも、デメリットを実感する場面はまずないです。
そのため、EP-982A3の方が全面的にすぐれているといって差し支えないです。
また、実売価格はEP-982A3の方がだいぶ安いので、EP-982A3がおすすめです。
もし通販で購入されるなら、Amazonが最安値です。
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15個の小さな違い
EP-713Aで劣化した4点
- インクコスト(A4カラーの場合、従来=13.2円、EP-982A3=13.5円)
- スキャナの読み取り解像度(従来=4,800×4,800、EP-982A3=1,200×4,800)
- 対応メモリーの減少(SDカード・メモリースティック・コンパクトフラッシュ ⇒SDカードのみ)
- フチをカラーフレームで印刷する機能がなくなった
スキャナの解像度については、4,800×4,800はムダに大きすぎて、ファイルサイズが大きくなるというデメリットがあります。
よほど特殊な用途でない限り、1,200×4,800でも十分すぎるので、デメリットというよりは改善だと言えます。
また、以前はフチをカラーにして印刷できましたが、EP-982A3では白・黒のフチのみです。
その他
以下、EP-979A3⇒EP-982A3で改善された点です。
- ファイン紙の両面印刷にも対応
- 写真の自動補正機能で、逆光補正が向上
- 3種類の証明写真が印刷可能に
- シール印刷の追加
- 写真コラージュ(複数の画像を合成して印刷)の追加
- CDジャケット(複数画像を使ったジャケット印刷)の追加
- デザインペーパー印刷(包装紙用の印刷)の追加
- 対応アプリの追加(iPrint ⇒iPrintとSmart Panel)
- IDコピー(裏表をスキャンすると、上下に並べてくれる機能)の追加
- リピートコピー(1度のスキャンで、同じ原稿を並べて配置できる機能)の追加
- 無線LAN対応規格(IEEE802.11n/g/b ⇒IEEE802.11ac/a/n/g/b)
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