この記事では、キヤノンのA4インクジェット複合機プリンタ『TS7430』と『TS6330』の違い・選び方などをご紹介しますね。
TS7430とTS6330の違いと選び方
まず、この2つの発売日は
TS7430:2020年8月27日
そして、違いは↓の5つだけで、その他の機能・性能などは、基本的に同じです。
- トレイの自動伸縮
- 液晶(タッチパネル)
- コピースピード
- 写真の印刷コスト
- QRコードダイレクト接続
最初に違いを比較した表をご紹介して、その後に一つずつ説明しますね。
TS6330 | TS7430 | |
---|---|---|
トレイの自動伸縮 | × | ● |
画面 | 3.0型タッチパネル | 1.44型有機EL |
コピースピード | 約19秒 | 約16秒 |
写真の印刷コスト (L判フチなしカラー写真) | 小容量インク:26.1円 標準容量インク:19.0円 大容量インク:19.1円 | 小容量インク:26.1円 標準容量インク:19.0円 大容量インク:19.0円 |
写真の印刷コスト (A4カラー文書) | 小容量インク:15.6円 標準容量インク:10.5円 大容量インク:10.5円 | 小容量インク:15.6円 標準容量インク:10.5円 大容量インク:10.5円 |
QRコードダイレクト接続 | × | ● |
トレイの自動伸縮
TS7430:対応
「合った方が便利だけど、別になくてもいいかな」という機能です。
液晶(タッチパネル)
TS7430:1.44型有機EL(非タッチパネル)
TS7430はタッチパネルではなく、小さい画面+ボタンでの操作になります。
TS6330のタッチパネルの方が、使い勝手がいいです。
コピースピード
TS7430:約16秒
TS7430の方が3秒早く、大量にコピーする方にとっては嬉しい違いです。
たまに少量コピーするだけの方にとっては、大きな違いではないです。
写真の印刷コスト
TS7430:19.0円(大容量インクで、L判フチなしカラー写真の場合)
大容量インクで写真印刷した場合だけ、TS7430の方がわずかに安いです。
その他の場合(A4カラー文書・小容量インク・標準容量インク)はまったく同じなので、気にするほどの差ではないです。
QRコードダイレクト接続
TS7430:対応
TS7439は、表示されたQRコードを読み込むだけで、SSIDやパスワードの入力なしで接続設定が完了します。
Wi-Fi設定が苦手な方にはうれしい機能ですが、Androidは非対応(iPhone・iPadのみ対応)です。
どっちを選ぶのが正解?
後発モデルであるTS7430の大きなメリットは、「コピーが速い」くらいしかありません。
その他はすべて、「あってもなくても」レベルです。
また、実売価格は、これを書いている時点では、TS6330の方が5,000円以上安いです。
そのため、↓の基準で選ばれるのをおすすめします。
コピーする量が多い方⇒コピーが速いTS7430
その他の方⇒安く購入できるTS6330
もし通販で購入されるなら、それぞれ下記リンク先が最安値です。
Amazon⇒Canon PIXUS TS6330
楽天市場⇒キヤノン PIXUS TS7430