この記事では、エプソンのA4インクジェット複合機『EW-M670FT』と『EW-M674FT』の違い・選び方などをご紹介しますね。
EW-M670FTとEW-M674FTの7つの違い
まず、この2つの発売日は
EW-M674FT:2021年11月
そして、違いは↓の7つです。
- インク残量設定
- フチなし吸収材エラー時の対応機能
- スマートフォン連携
- Wi-Fi接続支援機能
- 送信原稿サイズ
- 本体カラー
- 本体重量
違いを比較した表の後に、一つずつ解説しますね。
EW-M670FT | EW-M674FT | |
---|---|---|
インク残量設定 | × | ● |
フチなし吸収材 エラー時の対応 | 要修理 | フチありなら 印刷継続可 |
スマホアプリ | EPSON iPrint | EPSON iPrint、 Epson Smart Panel |
Wi-Fi接続サポート | × | 3つ (後述) |
FAX送信原稿サイズ | A4 | A4、A5、 リーガル、レター |
本体カラー | 白、黒 | 白 |
本体重量 | 6.7 kg | 6.8 kg |
印刷機能
1:インク残量設定
670の場合、インクを補充すると、満タンになった事にされます。
そのため、満タンにできなかった場合に、ズレが生じてしまいます。
674の場合、満タンにできなかったら、実際の量に合わせた設定ができます。
2:フチなし吸収材エラー時の対応
フチなし印刷ではみ出したインクは、吸収材に吸収されます。
670の場合、吸収材がいっぱいになると印刷できなくなり、修理に出す必要があります。
674の場合、フチなし印刷はできませんが、フチあり印刷ならできます。
スマホ連携
3:スマホアプリ
670は『EPSON iPrint』というアプリのみですが、674は『Epson Smart Panel』というアプリにも対応しています。
- 写真印刷
- 文書印刷
- クラウド印刷
- スキャン
- カメラで撮った写真のコピー
- siriと連携
- スマホ内にある写真やPDFなどの文書を直接印刷
- プリンター本体の操作・メンテナンス
また、アプリからプリンタ電源のON/OFFをできるのが大きな魅力です。
接続
4:Wi-Fi接続サポート
674には、3つの接続サポートがあります。(670はなし)
- Bluetooth LE(自動接続)
- QRコード(iOS)
- アプリから操作(Android)
FAX
5:送信原稿のサイズ
670はA4のみです。
674はA4のほかに、A5・リーガル・レターに対応しています。
本体
6:本体カラー
670は白・黒の2色から選べましたが、674は白のみになりました。
7:本体重量
670の方が軽いですが、違いを実感できるような差ではありません(6.7 kgと6.8kg)
上記以外の機能・仕様などは、すべて同じです。どっちを選ぶのが正解?
機能面でいえば、674の方が全面的にすぐれています。
また実売価格は、これを書いている時点では、674の方が3千円くらい高いです。
そのため、↓の基準で選ばれるのをおすすめします。
接続設定が苦手な方⇒674
上記以外の方⇒670
ちなみに通販サイトのランキングでは、670の方が人気です。
もし通販で購入されるなら、これを書いている時点では、それぞれ下記リンク先が一番安いです。
Amazon⇒エプソン EW-M670FT