この記事では、エプソンのプリンタ/複合機カラリオ『EP-884AW』と『EP-814A』の違い・選び方などをご紹介しますね。
EP-884AWとEP-814Aの6つの違い
どちらも2022年2月3日に発売されたモデルで、884の方が上位機種になります。
違いは↓の6つです。
- インク
- 印刷コスト
- 排紙トレイ自動オープン
- 交換式メンテナンスボックス対応
- 液晶
- 本体サイズ
EP-884AW | EP-814A | |
---|---|---|
インク | カメ | サツマイモ |
印刷コスト (A4カラー) | 約13.2円 ※増量インク使用時 | 約18.8円 |
印刷コスト (L版写真、 紙代込) | 増量インク:約23.2円 通常インク:約29.7円 | 約33.0円 |
排紙トレイ 自動OPEN | ● | × |
交換式 メンテナンスボックス 対応 | ● | × |
液晶 | 4.3型 タッチパネル | 2.7型 |
サイズ (収納時) | 349×340×142(mm) | 390×339×141(mm) |
サイズ (使用時) | 349×527×184(mm) | 390×598×196(mm) |
1・2:インクと印刷コスト
どちらも6色独立・染料インクですが、印刷コストが異なります。
(カメ・サツマイモは、インクの愛称みたいなものです)
通常サイズ・増量サイズがあり、増量サイズなら印刷コストを大きく抑えられる。
通常サイズのみ。カメと比べると、印刷コストが高い。
3:排紙トレイ自動オープン
814Aの場合、排紙トレイは自動でOPENしないので、手動で開ける必要があります。
離れた場所から印刷する際に不便です。
4:交換式メンテナンスボックス対応
814は未対応です。
今回の2種に限らず、プリンタには廃インクを吸収するパッドがあります。
パッドがいっぱいになると、交換が必要です。
多くのプリンタは自分で交換できず、メーカ修理扱いになります。(保証期間をすぎていれば有償)
さらに、メーカサポートが終了したら、対応してもらえません。
884は自分で交換できるので、末永く使えます。
とはいえ、814でも(使用状況に大きく影響されますが)一般的に言われているプリンタの寿命「5年・2万枚」までは、廃インクの寿命はまず心配ないです。
5:液晶
814は2.7型の表示だけです。
884は4.3型で、タッチパネル+ボタンでの操作になります。
6:サイズ
置き場所が限られている場合は、事前にサイズをしっかり確認しておきましょう。
収納時:349×340×142(mm)
使用時:349×527×184(mm)
収納時:390×339×141(mm)
使用時:390×598×196(mm)
どっちを選ぶのが正解?
選ぶ基準は
- 印刷コスト・本体寿命
- 操作性
- 価格
実売価格は、これを書いている時点では、884の方が7千円くらい高いです。
7千円差をA4カラーの印刷コストで取り戻せるのは、1,250枚が目安になります。
そのため、↓の基準で選ばれるのをおすすめします。
保証期間後も使いつづけるつもりの方⇒交換式メンテナンスボックス対応の884
印刷量が少ない方⇒安く購入できる883
初期費用を抑えたい方⇒安く購入できる883
もし通販で購入されるなら、それぞれ↓のリンク先が一番安いです。
Amazon⇒エプソン プリンター A4インクジェット複合機 カラリオ EP-884AW
楽天市場⇒ エプソン カラリオプリンター EP-814A
※884を検討されている方へ『EP-884AW』と1つの前のモデル『EP-883AW』は、まったく同じです。
883の方が実売価格が安くなっているので、883の方がおすすめです。
詳細は↓のページでご紹介しています。
⇒エプソンEP-884AWとEP-883AWの違いはなし!どっちを選ぶのが正解?