この記事では、ブラザーのプリンタ・複合機『DCP-J587N』と『DCP-J987N』の違い・選び方などをご紹介しますね。
最初に結論だけ簡単にご紹介しておくと、
- サイズ・重量以外は、987の方が全面的にすぐれている
- 実売価格は、これを書いている時点では、987の方が安い
もし通販で購入されるなら、これを書いている時点では、Amazonが一番安いです。
Amazon⇒ブラザー A4インクジェット複合機 DCP-J987N
DCP-J587NとDCP-J987Nの8つの違い
いきなり答えになってしまいますが、どちらも2020年秋に発売されたモデルで、違いは↓の8つです。
| DCP-J587N | DCP-J987N | |
|---|---|---|
| A4印刷速度 | カラー：6枚/分 モノクロ：12枚/分 | カラー：10枚/分 モノクロ：12枚/分 |
| 有線LAN接続 | × | ● |
| ADF | × | ● |
| レーベル印刷 | × | ● |
| NFC | × | ● |
| クラウドプリント | × | ● |
| サイズ (幅・高さ・奥行) | 400x151x341mm | 400x172x341mm |
| 重量 | 7.1kg | 8.6kg |
1：印刷速度
印刷速度の感じ方は個人差が大きいので一概には言えませんが、587は遅いと感じる人が多いです。
頻繁に大量印刷する方だと、ストレスになるかもしれません。
987なら、1.5倍以上速いです。（それでも爆速ではなく、「不満がない程度」ですが）
2：有線LAN接続
有線LAN接続できるのは、987だけです。
有線LAN接続は、（「配線が必要」というデメリットはありますが）USBと無線LANの両方のメリットを兼ね備えています。
- 安定して接続できる。
- 1台しか接続できない。
- 複数の機器を接続できる。
- プリンタの場所がある程度自由、ケーブル不要。
- 電波の状況に影響される。
- 安定して接続できる。
- 複数台の機器を接続できる。
3：ADF
ADF（自動原稿送り装置）は、コピー・スキャンする際、複数の用紙を自動で読み取ってくれる機能です。
頻繁に大量のスキャン・コピーをする方にはうれしいポイントです。
4：レーベル印刷
987だけの機能で、CD/DVD/Blueray等のレーベル面に、写真やタイトルを印刷できます。
5：NFC
987だけの機能。
スマホをプリンタにかざすだけで印刷できます。
あると便利ですが、なくても問題ない機能です。
6：クラウドプリント
987だけの機能。
OneDriveやDropBoxなどのデータを、直接印刷できます。
あると便利ですが、なくても問題ない機能です。
7・8：サイズと重量
987の方が、高さがあって重いです。
でも、大差ありません。
どっちを選ぶのが正解？
機能面でいえば、(サイズ・重量以外は)987の方が全面的にすぐれています。
また実売価格は、これを書いている時点では、987の方が数千円安いです。
そのため、987がおすすめです。
通販サイトのランキングでも、987の方が圧倒的に人気です。
もし通販で購入されるなら、これを書いている時点では、Amazonが一番安いです。
Amazon⇒ブラザー A4インクジェット複合機 DCP-J987N
ちなみに楽天の場合だと、
楽天市場⇒brother インクジェット複合機 DCP-J987N
という状況になっています。
