この記事では、キヤノンの複合機・プリンタ『TS3330』と『TS3530』の違い・選び方などをご紹介しますね。
最初にざっくりとご紹介しておくと、
TS3330とTS3530の5つの違い
いきなり答えになってしまいますが、違いは↓の5つです。
- インク
- 印刷コスト
- トークプリント
- プリント枚ル
- 騒音値
違いを比較したのが↓の表です。
TS3330 | TS3530 | |
---|---|---|
発売日 | 2020年4月 | 2022年3月 |
インク | BC-346、 BC-345 | BC-366、 BC-365 |
印刷コスト (A4カラー) | 約15.5円 | 約17.6円 |
印刷コスト (L判フチなし写真) | 約23.9円 用紙代込み | 約27.0円 用紙代込み |
トークプリント | × | ● |
プリント枚ル | × | ● |
騒音値 | 53.5dB | 48dB |
1・2:インク・印刷コスト
どちらも4色インク(染料+顔料)ですが、インクが変わって、TS3530は印刷コストがUPしています。
3:トークプリント
TS3530のみ対応で、LINEから手軽に印刷できるサービスです。
スマホの画像・ファイルを印刷する際に便利です。
4:プリント枚ル
TS3530のみ対応で、印刷・インク交換などでポイントが貯まり、Canonオンラインショップでの買い物に使えるポイント制度です。
純正インクを使う方にはうれしいですが、「互換品を使う方」「他の通販サイトなどで購入する方」にはメリットなしです。
5:騒音値
TS3530:48dB
「プリンタの音が気になる」という経験がある方は多いのではないでしょうか。
TS3530は、ちょっとだけ静かになりました。
音の感じ方は個人差が大きいので表現が難しいですが、たとえば「騒音値の目安」は、↓のようになっています。
50dB:エアコン室外機のすぐ近く、静かな事務所
40dB:図書館内、閑静な昼の住宅街
どっちを選ぶのが正解?
選ぶ基準は
- 印刷コスト
- LINEからの印刷は必要か
- 価格
実売価格は、これを書いている時点では、TS3330の方が2,500円くらい高いです。
2,500円の差を印刷コストで取り戻すには、約1,200枚の印刷が必要になります。
そのため、↓の基準で選ばれるのをおすすめします。
印刷量が少ない方⇒本体価格が安いTS3530
LINEからの印刷はせず、印刷量が多い方⇒印刷コストが安いTS3330
ちなみに通販サイトのランキングでは、TS3530の方が人気です。
もし通販で購入されるなら、どちらもAmazonが一番安いです。
Amazon⇒キヤノン PIXUS TS3330
Amazon⇒キヤノン PIXUS TS3530
楽天市場⇒Canon PIXUS TS3330
楽天市場⇒Canon PIXUS TS3530