この記事では、バッファローの無線LANルータ
最初にざっくりした結論だけご紹介しておくと、↓のようになっています。
- WSR-5400XE6:WI-FI6E対応の端末が快適に通信できる=Wi-FI6E対応端末をお使いの方におすすめ
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WSR-6000AX8P:いろんな端末が2.4GHz・5GHzで高速通信できる(Wi-FI6Eには非対応)=WI-FI6E対応の端末を使わない方におすすめ
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このページの目次
WSR-5400XE6とWSR-6000AX8Pの違いは「対応するWi-FI規格」「アンテナ数・ストリーム数」「最大速度」
違いを比較した表のあとに、くわしく&わかりやすく解説しますね。
WSR-5400XE6 | WSR-6000AX8P | ||
---|---|---|---|
1:WI-FI規格 | Wi-FI6E | Wi-FI6 | |
2:アンテナ数 | 6GHz | 2 | - |
5GHz | 2 (2.4GHzと共用) | 4 (2.4GHzと共用) |
|
2.4GHz | 2 (5GHzと共用) | 4 (5GHzと共用) |
|
(ストリーム数) | 6 | 8 | |
3:最大速度 (理論値) | 2401Mbps | 4803Mbps | |
(インターネット側の端子) | 2,5Gbps | ←同じ |
1:対応するWi-FI規格
WSR-5400XE6 | WSR-6000AX8P | |
---|---|---|
1:WI-FI規格 | Wi-FI6E | Wi-FI6 |
Wi-FI6Eは、2.4GHz・5GHzにくわえて6GHzでも接続できる規格です。
そのため、他の端末(スマホなど)が2.4GHzや5GHzを使っていて混雑している時でも、対応端末なら6GHzで快適に通信できます。
今まで2車線だった道路に、6G専用車線が追加されたイメージです。
ただし、端末側も6Eに対応している必要があります。
たとえばiPhoneなら15PROや16シリーズなどが対応しています。
2・3:アンテナ数・ストリーム数・最大速度
WSR-5400XE6 | WSR-6000AX8P | ||
---|---|---|---|
2:アンテナ数 | 6GHz | 2 | - |
5GHz | 2 (2.4GHzと共用) | 4 (2.4GHzと共用) |
|
2.4GHz | 2 (5GHzと共用) | 4 (5GHzと共用) |
|
(ストリーム数) | 6 | 8 | |
3:最大速度 (理論値) | 2401Mbps | 4803Mbps |
WSR-6000AX8Pはストリーム数が多い分、最大速度が大きくなっています。
そのため、たくさんの端末が2.4GHzや5GHzで通信する場合、WSR-6000AX8Pの方が快適です。
話がちょっとだけややこしくなるのですが……。どちらもインターネット側の端子は2.5Gbpsなので、ネットが側から来るデータは最大2.5Gpsです。
つまり、同時に通信する端末が少ない場合は、WSR-6000AX8Pの速度メリットは少ないです。(=WSR-5400XE6の最大2401Mbpsでも十分)
どっちを選ぶのが正解?
選ぶ基準は
- 6E対応端末を使うか
- 最大速度
- 使う人数・台数
- 実売価格
実売価格は、これを書いている時点では、ほぼ同じです。
そのため、↓の基準で選ばれるのをおすすめします。
- Wi-FI6E対応の端末をお使いの方
- 1~2人でしか使わない方
- Wi-FI6E対応の端末を使わない方
- 3人以上で使う方
ちなみに通販サイトのランキングでは、WSR-5400XE6の方が人気です。
もし通販で購入されるなら、これを書いている時点では、どちらも楽天が安いです。
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※補足:末尾の「/D」「/N」の意味
型番末尾の「/D」「/N」の意味・違いは↓のようになっています。
/D:特定の販売店向けの型番。通常型番とまったく同じ
/N:アマゾン向けの型番。製品自体は通常型番とまったく同じ。ただし通常の化粧箱ではなく、環境に配慮した段ボール入り