ブラザーの『PRIVIO』シリーズは定番的な製品ですけど、似たようなモデルがいくつもあるから、
「違いはなに?どれを選べばいいの?」
と戸惑われた方も多いと思います。
この記事では、DCP-J988NとMFC-J1500Nの違いなどをご紹介しますね。
最初に結論だけ簡単にご紹介しておくと、この2つの違いは
- FAX/電話機能の有無(MFC-J1500NはFAXアリ)
- 本体重量(MFC-J1500Nの方が100グラム重い)
- 自動電源OFF(DCP-J988Nのみ)
そのため、FAXを使用する・しないで選ばれるのがおすすめです。
通販で購入される場合は、最安値はどちらもAmazonです。
Amazon⇒ブラザー プリンター 大容量インク型 A4インクジェット複合機 MFC-J1500N
Amazon⇒ブラザー プリンター 大容量インク型 A4インクジェット複合機 DCP-J988N
このページの目次
ブラザー DCP-J988NとMFC-J1500Nの違いは
まず、この2つの発売日は、どちらも2018年9月中旬です。
そして違いは、FAX・自動電源OFF・本体重量の3点だけです。
違いを比較したのが、↓の表です。
MFC-J1500N | DCP-J988N | |
---|---|---|
FAX/電話機能 | ● | × |
自動電源OFF | × | ● |
本体重量 | 8.8kg | 8.7kg |
そのほかの機能・性能・付属品などに違いはありません。
(本体サイズも同じです)
どっちを選ぶのが正解?
FAX以外に大きな違いはなく、実売価格には数千円の差があるので、選ぶ基準は「FAXを使うか・使わないか」になると思います。
FAX不要の方の場合、あえてMFC-J1500Nを選ぶメリットは何もないです。
通販で購入される場合は、最安値はどちらもAmazonです。
Amazon⇒ブラザー プリンター 大容量インク型 A4インクジェット複合機 MFC-J1500N
Amazon⇒ブラザー プリンター 大容量インク型 A4インクジェット複合機 DCP-J988N
DCP-J988Nの評価は?辛口な口コミをご紹介します
悪い評価・口コミ
◆その1(匿名の男性)
「給紙がイマイチで、50枚印刷すると5,6枚はズレて印刷されています。
大量印刷向けのモデルなのに、大量印刷すると大量の紙とインクを無駄にするって……。
画質は普通で、無難な印象です」
◆その2(匿名の男性)
「しばらく使っていないと、ヘッドのクリーニングでインクが減ります。
しかも、かなり減ります。
そのため、日常的にたくさん印刷するのには向いていると思いますが、印刷頻度が低い場合は、コスパが悪い(無駄になるインクが多い)とです。
また、写真の画質はボヤけた感じですし、擦れて筋が残ります」
良い評価・口コミ
◆その3(匿名の男性)
「カラー印刷も爆速、大容量インクだけあって安心の印刷可能枚数。
印刷画質もかなりレベルが高いし、不満なしです」
◆その4(匿名の男性)
「コピーに使うことが多いのですが、使いやすく、画質も問題ないです」
◆その5(匿名の男性)
「印刷コストの安さで購入しました。
写真印刷には期待していませんでしたが、FUJIFILMのWPL200PROを使えば、写真屋さんレベルの品質です。
ただし、L判50枚の印刷で1時間45分くらいかかりましたが……」
評価・口コミまとめ
CHECK!!悪い意見- 50枚印刷すると、5,6枚はズレて印刷される
- 使わなくても、クリーニングでインクがすごく減る
- 写真の画質はボヤけた感じで、擦れて筋が残る
- カラー印刷でも爆速
- 大容量インクだから、印刷可能枚数がすごく多い
- 印刷画質もレベルが高い
- 使いやすい
- FUJIFILMのWPL200PROを使えば、写真屋さんレベルの品質(ただし、L判50枚の印刷で1時間45分くらいかかる)
引用元:Amazonカスタマーレビュー(DCP-J988N)
ただし、付属品のスターターインクは大容量ではないので、ご注意ください。
DCP-J988Nの価格情報。最安値はAmazonでした
「どこが最安値なのかな?」と思って、いろんな通販サイトで価格をしらべてみました。
その結果、最安値はAmazonでした。
Amazon⇒ブラザー プリンター 大容量インク型 A4インクジェット複合機 DCP-J988N
ただ、1円単位で刻みながらの価格競争になっていて、楽天にもほぼ同じ価格の出品がたくさんあります。
楽天市場⇒brother プリンター ファーストタンク DCP-J988N
MFC-J1500Nの評価は?辛口な口コミをご紹介します
悪い評価・口コミ
◆その1(匿名の男性)
「付属のインクは、大容量タイプではありません。
本体代は安いですが、大容量インクを購入すると、他社の競合品との差はなくなります。
そのため、印刷コストが他社の競合品より劣るこの製品は、印刷量が増えれば増えるほど不利です」
◆その2(匿名の男性)
「事務所で使っています。
FAXとして考えると、操作がタッチパネルだったりして、使い勝手が悪いです」
良い評価・口コミ
◆その3(匿名の男性)
「早くてキレイで、Wi-Fiの設定も簡単でした」
◆その4(匿名の男性)
「コンパクトで、無線LAN接続できて、両面印刷もストレスなしです。
インクコストも安いです」
◆その5(匿名の男性)
「あと何枚印刷できるか表示されるので、残量を把握できて便利です」
評価・口コミまとめ
CHECK!!悪い意見- 付属のインクは、大容量タイプではない
- FAXとしては使い勝手が悪い
- 速くて綺麗
- Wi-Fiの設定が簡単
- コンパクト
- 両面印刷もストレスなし
- インクコストがいい
引用元:Amazonカスタマーレビュー(MFC-J1500N)
「大容量インクで、コンパクト、多機能で、FAXも必要で」という方は検討される価値アリのモデルだと思います。
MFC-J1500Nの価格情報。最安値はAmazonでした
いろんな通販サイトで価格をしらべてみた結果、MFC-J1500Nの最安値もAmazonでした。
Amazon⇒ブラザー プリンター 大容量インク型 A4インクジェット複合機 MFC-J1500N
安いだけでなく、送料無料なのもうれしいです。
ちなみに楽天の場合だと、
楽天市場⇒brother ファーストタンク MFC-J1500N
という状況になっています。
主な仕様
※FAXの有無と本体重量以外は、DCP-J988NとMFC-J1500N共通です。
本体サイズ:435x195x341mm
本体重量:8.8kg(DCP-J988Nは8.7kg)
インク:独立4色(染料+顔料)
印刷速度:カラー10枚/分、モノクロ12枚/分
最大用紙サイズ:A4
最大給紙枚数:普通紙=151枚、はがき=51枚
タッチパネル:有り
自動電源OFF:DCP-J988Nのみ有り
接続インターフェイス:USB2.0、有線LAN、無線LAN(Wi-Fi)
自動両面印刷:●
FAX/電話機能:●(MFC-J1500Nのみ)
コピー:●
スキャン:●
自動原稿送り装置(ADF):●
ADFでの両面スキャン:×
ダイレクト印刷:●
ネットワーク印刷:●
フチなし印刷:●
カードリーダー:●
スマホ対応 :●
AirPrint対応:●
Wi-Fi Direct対応:●
NFC対応:●
Googleクラウドプリント対応:●
スマートスピーカー対応:×
付属品:CD-ROM、スターターインクカートリッジ、写真光沢紙L判、ユーザーズガイド、保証書他印刷物、電話機コード(1.5m) (電話機コードはMFC-J1500Nのみ)
対応インクは?
対応している純正インクは、↓のとおりです。
- LC3133BK
- LC3133C
- LC3133M
- LC3133Y
超大容量タイプ
- LC3135BK
- LC3135C
- LC3135M
- LC3135Y
また、超大容量タイプの方が割安で、Amazonなどでも購入できます。
Amazon⇒ブラザー インク LC3135
対応OSは?
対応OSは↓のとおりです。
- Windows 10、8/8.1、7 SP1
- Windows Server 2019、2016、2012/2012 R2、2008/2008 R2
- macOS v 10.11.6
LINUXは?
仕様表の対応OSの項目には、LINUXは記載されていません。
でも、ブラザーのサイトではLINUX用のドライバーが配布されていて、Amazonなどでは動作報告もあります。
このページのまとめ
以上、ブラザー DCP-J988NとMFC-J1500Nの違いなどをご紹介しました。
この2つの違いはFAX/電話機能の有無・本体重量・自動電源OFFの3つだけなので、FAXが必要な方はMFC-J1500Nを、FAX不要な方はDCP-J988Nを選ばれるのがいいと思います。
詳細・ご購入はこちらからどうぞ