この記事では、TP-Linkの無線LANルータ
最初にざっくりした結論だけご紹介しておくと、↓のようになっています。
- Wi-Fi6E(6GHz)非対応
- 多数の機器を2.4GHz・5GHz接続した時に快適
- 実売価格がちょっと安い
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AXE5400とAX5400の違いは3つ!
いきなり答えになってしまいますが、違いは↓の3つだけです。
- Wi-Fi6E対応か?
- 速度(理論値)・ストリーム数
- 範囲の目安
一つずつ説明して、最後に違いを比較した表を掲載しますね。(⇒こちら)
1:Wi-Fi6E対応か?
AXE5400 | AX5400 |
---|---|
Wi-Fi6E | Wi-Fi6 |
Wi-Fi6E:2.4GHz+5GHz+6GHz
もっとも大きな違いです。
Wi-Fi6E対応の端末とルータを6GHz接続すれば、他の機器が2.4GHz・5GHz接続で通信して混み合う中、6GHzで快適に通信できます。
最近のスマホ等(Pixel7以降やiPhone15Proなど)は、Wi-Fi6Eに対応しています。
2:速度(理論値)・ストリーム数
すこぐ込み入った話になってしまうので、ざっくり言うと、実際の速度は↓のようになります。
多数の機器を2.4GHz・5GHzで接続:AX5400の方が快適
多数の機器を2.4GHz・5GHzで接続しつつ、6GHzも接続:6GHzの機器が快適に通信
実際の速度は、理論値ではなくストリーム数なども関係するので、上記のようになります。
AXE5400 | AX5400 | ||
---|---|---|---|
2:速度 (理論値) | 6GHz | 2402Mbps | - |
5GHz | 2402Mbps | 4804Mbps | |
2.4GHz | 574Mbps | 574Mbps | |
ストリーム数 | 6GHz | 2 | - |
5GHz | 2 | 6 (2.4GHzと共通) |
|
2.4GHz | 2 | 6 (5GHzと共通) |
3:範囲の目安
AXE5400 | AX5400 |
---|---|
3階建て(戸建て) 5LDK(マンション) | 3階建て(戸建て) 4LDK(マンション) |
どっちを選ぶのが正解?
選ぶ基準は
- Wi-Fi6E対応(6GHz対応)か?
- 実売価格
実売価格は、これを書いている時点では、AX5400の方が数千円安いです。
そのため、↓の基準で選ばれるのをおすすめします。 価格優先の方⇒AX5400 今後のことを考えると、多少高くてもWi-Fi6E対応のAXE5400の方がおすすめです。 ちなみに通販サイトのランキングでも、AXE5400の方が圧倒的人気です。 もし通販で購入されるなら、これを書いている時点では、AXE5400は楽天、AX5400はアマゾンが安いです。 Amazon⇒TP-LINK ARCHER AXE5400 Amazon⇒TP-LINK ARCHER AX5400(AX73V) ※AX73Vは、AX5400のアマゾン向け型番です。ロゴの色が白(AX5400は金)という以外はまったく同じです。
この記事のまとめ
AXE5400 AX5400
1:WI-Fi規格 Wi-Fi6E Wi-Fi6
2:速度
(理論値)
6GHz 2402Mbps -
5GHz 2402Mbps 4804Mbps
2.4GHz 574Mbps 574Mbps
ストリーム数 6GHz 2 -
5GHz 2 6
(2.4GHzと共通)
2.4GHz 2 6
(5GHzと共通)
3:範囲の目安 3階建て(戸建て)
5LDK(マンション)3階建て(戸建て)
4LDK(マンション)
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