この記事では、TP-Linkの無線LAN中継器
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RE330とRE200の違いは「最大速度」「MU-MIMO」
違いを比較した表のあとに、くわしくご紹介しますね。
RE330 | RE200 | ||
---|---|---|---|
1:最大速度 (理論値) | 5GHz | 867Mbps | 433Mbps |
2.4GHz | 300Mbps | ←同じ | |
2:MU-MIMO | ● | × |
RE330はRE200と比べると、
- 1台だけの通信
- 2台以上が同時に通信
最大速度(理論値)は、速いに越したことはありません。
MU-MIMOというのは、複数台が同時に快適に通信できる技術です。
(非対応の場合、1台ずつ通信するので、順番待ちが発生してストレスになります)
今では対応しているのが当たり前になっています。
どっちを選ぶのが正解?
これを書いている時点では、実売価格は同じです。
そのため、高性能なRE330がおすすめです。
あえてRE200を選ぶメリットはありません。
もし通販で購入されるなら、アマゾンが安いです。
Amazon⇒TP-Link RE330
楽天市場⇒TP-LINK RE330
Amazon⇒TP-Link RE200
楽天市場⇒TP-LINK RE200/R
補足:RE200とRE200/R・RE200/AやVer.の違い
RE200には型番の末尾に「/R」や「/A」がついたものも販売されていて、↓のようになっています。
RE200/R:製品自体は通常型番とまったく同じ。60cmのLANケーブルが付属
RE200/A:アマゾン向けの型番。通常型番とまったく同じ
また、Ver.1~5がありますが、内部の部品が違うだけで、性能は同じです。
RE330とRE200共通の機能・性能(主要項目のみ抜粋)
- Wi-Fi 5 (11ac)
- デュアルバンド対応
- 有線LANポートx1(10/100Mbps)
- OneMesh対応
OneMeshは、TP-Linkの製品同士を繋げてメッシュ環境を構築し、広い範囲をカバーするための技術です。
同じ目的のEasyMeshはメーカを問わず構築できますが、OneMeshはTP-Linkの対応製品同士に限られます。
その代わり、一つの管理画面ですべて設定できるのがメリットです。
(TP-Link製品にはDecoメッシュというのもありますが、DecoメッシュはDecoメッシュ対応製品同士に限られます)
また、OneMesh対応製品はEasyMeshに組み込めますが、相性で上手くいかない場合もあるので、事前に口コミをしっかり確認しましょう。
この記事のまとめ
RE330とRE200の違いは「最大速度」「MU-MIMO」の2つで、RE330は「1台しか繋いでいない時」「複数台を同時につないだ時」のどちらも快適なのが特徴です。
ただし、どちらもWi-Fi5です。
記事執筆時点では、Wi-Fi6が当たり前、新しい製品はWi-Fi7対応が当たり前になっています。
価格差はないので、快適なRE330がおすすめです。
あえてRE200を選ぶメリットはありません。
Amazon⇒TP-Link RE330
楽天市場⇒TP-LINK RE330