この記事では、TP-Linkの無線LANルータ
◆この記事の結論
現状・将来性を考えると、最近のスマホの性能(速度面)を活かせるX50がおすすめです。
現状・将来性を考えると、最近のスマホの性能(速度面)を活かせるX50がおすすめです。
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Deco X50とX60の違いと選び方
X60の方が上位モデルという位置づけになっていますが、現在の機器(スマホなど)の状況を考慮すると、一概にどちらが上とはいえないです。
両モデルの違いは↓の3つです。
- ストリーム数
- 対応帯域幅
- 有線LANポート数
1・2:ストリーム数・対応帯域幅
↓の表は詳細な比較ですが、ザッと流していただいて大丈夫です。
Deco X50 | Deco X60 | ||
---|---|---|---|
速度 (理論値) | 2.4GHz | 574Mbps | ←同じ |
5GHz | 2402Mbps | ←同じ | |
ストリーム数 | 2.4GHz | 2 | ←同じ |
5GHz | 2 | 4 | |
帯域幅 | 2.4GHz | 40MHz | ←同じ |
5GHz | 160MHz | 80MHz |
※補足
ストリーム数:データが行き来する経路の数。多いほど同時にたくさん通信できる
帯域幅:それぞれのストリームが一度に運べるデータ量
ストリーム数:データが行き来する経路の数。多いほど同時にたくさん通信できる
帯域幅:それぞれのストリームが一度に運べるデータ量
速度の理論値は、ストリーム数x帯域幅で決まります。
車に例えて説明される事が多いです。
ストリーム数:車線の数
帯域幅:荷物の積載量
↓
X50:2車線しかないけど、荷物を160個積んで走れる
X60:4車線あるけど、荷物は80個しか積めない
(複雑な話になるので、くわしい説明は省略させていただきます)
ざっくり言うと
- 速度の理論値は同じ
- でもストリーム数・帯域幅が違う
- そのため、X60の場合、繋ぐ機器によっては性能を活かせない
そして、↓が結論です。
160MHz対応のスマホ(iPhone15ProやPixel7以降など)をお使いなら、X50の方が性能が活かされやすいです。
X50なら、160MHz対応というメリットを活かせます。
ただし、X60は80MHzしかない代わりに、ストリーム数が倍です。
そのため、X60なら同時にたくさん繋いだとき、各々がストレスを感じにくいです。
3:有線LANポート数
Deco X50 | Deco X60 | |
---|---|---|
有線LANポート数 | 3 | 2 |
「NASを構築する」「プリンタを有線LANで繋ぐ」など、多い方が柔軟に環境を作れます。
どっちを選ぶのが正解?
選ぶ基準は
- 160MHz対応の機器(iPhone15Pro・Pixel7以降など)を使うか
- LANポートは3つ必要か
- 実売価格
実売価格は、これを書いている時点では、X50の方がだいぶ安いです。
そのため、最近のスマホの性能(速度面)を活かせてLANポートも3つあるX50がおすすめです。
ちなみに通販サイトのランキングでも、X50が人気です。
もし通販で購入されるなら、これを書いている時点では、楽天が安いです。
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