この記事では、バッファローの無線LAN中継機
- WEX-3000AX4(上位モデル)
- WEX-1800AX4
WEX-3000AX4とWEX-1800AX4の違いは「最大速度」「対応帯域」「アンテナ数」
違いを比較した表のあとに、くわしく解説しますね。
WEX-3000AX4 | WEX-1800AX4 | ||
---|---|---|---|
1:最大速度 (理論値) | 5GHz | 2401Mbps | 1201Mbps |
2.4GHz | 573Mbps | ←同じ | |
2:アンテナ数 | 5GHz | 3本 (2本は2.4GHzと共通) | 2本 (2.4GHzと共通) |
2.4GHz | 2本 (5GHzと共通) | ←同じ | |
3:最大帯域 | 160MHz | 80MHz | |
(無線LAN規格) | Wi-Fi 6 (11ax) | ←同じ |
「アンテナ数」「対応帯域」は最大速度の差に影響します
WEX-3000AX4はアンテナ数・対応帯域がハイスペックなことで、最大速度が速くなっています。
アンテナ数
小難しい話になるので、ざっくり説明しますね。
アンテナ数は(厳密に言うと違いますが)、データが通る経路の数です。
たとえば車の場合、車線が多い方が渋滞しにくく快適ですよね。
データも同じで、アンテナ数(データの通り道)が多い方が快適です。
対応帯域
単位時間あたりに送受信できるデータの量です。
車でいうと、制限速度みたいな感じです。
80MHzより160MHzの方が、スピードを出せます。
※ただし、ルータ・端末(スマホ・PC等)も160MHzに対応している必要があります。
未対応の場合は80MHzになります。(80MHzの場合、速度は落ちます)
iPhone15シリーズ(一部モデルを除く)以降など、最近のスマホは対応していることが多いです。
どっちを選ぶのが正解?
実売価格は、これを書いている時点では、WEX-1800AX4の方が安いです。
ただ、160MHz対応が当たり前になってきているので、長い目でみると、長く快適に使えるWEX-3000AX4の方がおすすめです。
せっかくルータやスマホ等が高速でも、中継器が遅かったら速度を活かせませんし……。
ちなみに通販サイトのランキングでも、WEX-3000AX4の方が人気です。
Amazon⇒バッファロー WEX-3000/NAX4
Amazon⇒バッファロー WEX-1800/NAX4
楽天市場⇒バッファロー WEX-3000AX4/D
楽天市場⇒バッファロー WEX-1800AX4/D
補足:型番末尾の「/D」「/N」の違い
バッファロー製品は、型番の末尾に「/D」「/N」がついたものも販売されています。
違いは↓のようになっています。
「/D」:特定の販売店向けの型番。通常型番とすべてまったく同じ
「/N」:アマゾン向けの型番。製品自体は通常型番と同じ。化粧箱ではなく、エコに配慮した簡易包装(ダンボール)
包装にこだわらなければ、一番安くなっていたのを選んだ方がお得です。
(上記のアマゾン・楽天リンクは、安いモノを選んでいます)
記事執筆時点では、ルータもスマホ等も、すでにさらに高速なWi-Fi7が普及しはじめています。
そのため、「Wi-Fi7までのつなぎとして安いWEX-1800AX4でいいや」という考えもアリなので、悩みますね……。
Amazon⇒バッファロー WEX-3000/NAX4
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