この記事では、TP-LinkのDecoシリーズ
BE75とBE65の違いは、無線速度に関する4つと、有線ポートの速度
違いを比較した表のあとに、一つずつ説明しますね。
BE75 | BE65 | ||
---|---|---|---|
1:最大速度 (理論値) | 6GHz | 11520Mbps | 5760Mbps |
5GHz | 4320Mbps | ←同じ | |
2.4GHz | 688Mbps | 574Mbps | |
2:アンテナ数 | 6本 | 4本 | |
3:ストリーム数 | 8 | 6 | |
4:MU-MIMO | 4x4 | 2x2 | |
5:有線ポート | 10Gbps x1、 2.5GHz x3 | 2.5GHz x4 |
1・2・3・4:無線速度
BE75 | BE65 | ||
---|---|---|---|
最大速度 (理論値) | 6GHz | 11520Mbps | 5760Mbps |
5GHz | 4320Mbps | ←同じ | |
2.4GHz | 688Mbps | 574Mbps | |
3バンド合計速度 | 17Gbps | 11Gbps | |
アンテナ数 | 6本 | 4本 | |
ストリーム数 | 8 | 6 | |
バンド幅 | 320MHz | ←同じ | |
MLO | ● | ←同じ | |
MU-MIMO | 4x4 | 2x2 |
アンテナ数:物理的なアンテナの数
ストリーム数:データが同時に通信できる経路の数。車でいえば車線数
バンド幅:単位時間あたりに通信できるデータ量に影響。車でいえば制限速度
MLO:複数のバンド(6・5・2.4GHz)を同時に使うことで、通信速度を上げる機能
MU-MIMO:同時に複数の端末と通信する技術。非対応だと1つずつなので、順番待ちが発生。2×2は2本のアンテナ、4×4は4本のアンテナを使う(=同時にたくさん通信できる)ことで、順番待ちが発生しにくい
ストリーム数:データが同時に通信できる経路の数。車でいえば車線数
バンド幅:単位時間あたりに通信できるデータ量に影響。車でいえば制限速度
MLO:複数のバンド(6・5・2.4GHz)を同時に使うことで、通信速度を上げる機能
MU-MIMO:同時に複数の端末と通信する技術。非対応だと1つずつなので、順番待ちが発生。2×2は2本のアンテナ、4×4は4本のアンテナを使う(=同時にたくさん通信できる)ことで、順番待ちが発生しにくい
各バンド(6・5・2.4GHz)の最大速度は、主に「バンド幅・ストリーム数」で決まります。
そのため、BE75の方が速いです。
また、どちらもMLO対応なので、理論上の最大速度は3バンドの合計になります。
(実際は、ルータ・端末などの状況によるので、単純に3バンドの合計にはなりませんが……)
5:有線ポート
BE75 | BE65 | |
---|---|---|
有線ポート | 10Gbps x1、 2.5GHz x3 | 2.5GHz x4 |
どっちを選ぶのが正解?
選ぶ基準は
- 速度をどこまで求めるか
- 使う人数・台数
- 実売価格
実売価格は、これを書いている時点では、BE65の方がだいぶ安いです。
速度については、どちらもハイスペックです。
たとえば8K動画のストリーミングでも、300Mbpsあれば十分です。
また、使う人数・台数が増えるほど、BE75の方が快適です。
(状況によるので、具体的に「何人・何台から」とは言えませんが……)
そのため、↓の基準で選ばれるのをおすすめします。
◆BE75がおすすめ
- 速度に余裕を持ちたい方
- 使う人数・台数が多い方
- 有線ポートが10Gbps必要な方
◆BE65がおすすめ
- 1~2人でしか使わない方・台数が少ない方
- 価格重視の方
Amazon⇒TP-Link Deco BE75
楽天市場⇒TP-Link Deco be75
Amazon⇒TP-Link Deco BE65
楽天市場⇒TP-Link Deco BE65