この記事では、TP-Linkの無線LANDecoメッシュ
※注記
TP-Link製品は、V1、V2……とバージョンアップされる事があります。
また、バージョンアップは「何も変わらない(内部の部品が変わっただけ)」「スペックが向上」の2パターンあります。
X60はV3.2まで出ていて、スペックが向上しています。
この記事は、V3以降のスペックで書かれています。
(通販サイトの販売ページはバージョン表記がないことが多いですが、アマゾン等の大手であれば、最新バージョンの可能性が高いです)
X60とX3000の違いは「最大速度」「アンテナ数」「ストリーム数」「有線ポート数」
違いを比較した表のあとに、くわしく説明しますね。
X60 | X3000 | ||
---|---|---|---|
1:最大速度 (理論値) | 5GHz | 4802Mbps | 2402Mbps |
2.4GHz | 574Mbps | ←同じ | |
2:アンテナ数 | 4 | 3 | |
3:ストリーム数 | 6 | 4 | |
4:有線ポート数 | 1Gbps ×2 | 1Gbps ×3 |
1・2・3:最大速度・アンテナ数・ストリーム数
X60 (V3以降) | X3000 | X60 (V2まで) |
||
---|---|---|---|---|
1:最大速度 (理論値) | 5GHz | 4802Mbps | 2402Mbps | 2402Mbps |
2.4GHz | 574Mbps | ←同じ | 574Mbps | |
2:アンテナ数 | 4 | 3 | 4 | |
3:ストリーム数 | 6 | 4 | 6 | |
(対応バンド幅) | 160MHz | ←同じ | 80MHz |
アンテナ数:物理的なアンテナの数
ストリーム数:データが同時に通信できる数。車でいえば車線数
バンド幅:単位時間あたりに通信できるデータ量に影響。車でいえば制限速度
ストリーム数:データが同時に通信できる数。車でいえば車線数
バンド幅:単位時間あたりに通信できるデータ量に影響。車でいえば制限速度
バンド幅は同じですが、ストリーム数が多い分、最大速度はX60の方が速いです。
車にたとえると、「車線数の多い道路の方が、渋滞しにくくてたくさんの車が通れる」というイメージです。
でもバンド幅(車の例では制限速度)は同じなので、同時に通信する台数が少ない場合は、差は出ません。
自分しか走っていなくて制限速度が同じなら、何車線あっても関係ない、というイメージです。
同時にたくさんつないだ場合に、違いが出ます。
4:有線ポート数
X60 | X3000 | ||
---|---|---|---|
4:有線ポート数 | 1Gbps ×2 | 1Gbps ×3 |
その他の違い
X3000はアマゾン限定の型番で、↓のようになっています。
- 通常の化粧箱ではなく、エコに配慮した簡易包装(シンプルな段ボール)
- PC・スマホで使える壁紙をプレゼント
どっちを選ぶのが正解?
選ぶ基準は
- 最大速度
- 使う人数
- 有線ポート数
- 実売価格
実売価格は、これを書いている時点では、X3000の方が安いです。
そのため、↓の基準で選ばれるのをおすすめします。
◆X60がおすすめ
- 2人以上で使う方・台数が多い方
◆X3000がおすすめ
- 一人でしか使わない方・台数が少ない方
- 有線ポートが3つ必要な方
- 価格優先の方
Amazon⇒TP-Link Deco X60
Amazon⇒TP-Link Deco X3000
楽天市場⇒TP-Link Deco X60
楽天市場⇒TP-Link Deco X3000