この記事では、TP-LinkのWiFi 7ルータ
BE85とBE75の違いは「最大速度」「アンテナ数」「ストリーム数」「有線ポート速度」
違いを比較した表のあとに、一つずつ説明しますね。
BE85 | BE75 | ||
---|---|---|---|
1:最大速度 (理論値) | 6GHz | 11520Mbps | ←同じ |
5GHz | 8640Mbps | 4320Mbps | |
2.4GHz | 1376Mbps | 688Mbps | |
2:アンテナ数 | 8本 | 6本 | |
3:ストリーム数 | 12ストリーム | 8ストリーム | |
4:有線ポート数 | 10Gbps | 2 (WAN/LANポート×1、 RJ45/SFP+ WAN/LANコンボポート×1) | 1 (RJ45/SFP+ WAN/LANコンボポート) |
2.5Gbps | 2 | 3 |
1・2・3:最大速度・アンテナ数・ストリーム数
BE85 | BE75 | ||
---|---|---|---|
1:最大速度 (理論値) | 6GHz | 11520Mbps | ←同じ |
5GHz | 8640Mbps | 4320Mbps | |
2.4GHz | 1376Mbps | 688Mbps | |
2:アンテナ数 | 8本 | 6本 | |
3:ストリーム数 | 12ストリーム | 8ストリーム | |
(対応バンド幅) | 320MHz | ←同じ |
アンテナ数:物理的なアンテナの数
ストリーム数:データが同時に通信できる経路の数。車でいえば車線数
バンド幅:単位時間あたりに通信できるデータ量に影響。車でいえば制限速度
ストリーム数:データが同時に通信できる経路の数。車でいえば車線数
バンド幅:単位時間あたりに通信できるデータ量に影響。車でいえば制限速度
最大速度は、主にストリーム数とバンド幅で決まります。
BE85の方がストリーム数が多く、5GHz・2.4GHzの最大速度(理論値)が速くなっています。
車でたとえると「制限速度は同じだけど、車線数が多い」になります。
車線が多い方が、たくさんの車がスムーズに通過できるイメージです。
また、速度差を実感できるのは、同時にたくさんの機器が通信したときです。
少ないときは、大差ありません。
(自分一人しか走っていなければ、何車線あっても変わらない、というイメージです)
4:有線ポート
BE85 | BE75 | ||
---|---|---|---|
4:有線ポート数 | 10Gbps | 2 (WAN/LANポート×1、 RJ45/SFP+ WAN/LANコンボポート×1) | 1 (RJ45/SFP+ WAN/LANコンボポート) |
2.5Gbps | 2 | 3 |
表ではややこしい文字列が並んでいますが……。
↓のような理解でOKです。
BE85:ネット回線側を10Gbps接続した状態で、LAN側にも1Gbpsポートを1つ使える
BE75:ネット回線側を10Gbps接続すると、LAN側は2.5Gbpsしか使えない(ネット側を2.5Gbpsにすれば、LAN側に1Gbpsを1つ使える)
どっちを選ぶのが正解?
選ぶ基準は
- 最大速度
- 使う人数・台数
- 有線LANポート
- 実売価格
速度については、どちらも十分にハイスペックです。
たとえば8K動画のストリーミングでも、高くて300Mbpsくらいです。
そのため、「どこまでロマンを求めるか?」「今後も長く使い続けるか?」になると思います。
また実売価格は、これを書いている時点では、BE75の方がだいぶ安いです。
そのため、↓の基準で選ばれるのをおすすめします。
◆BE85がおすすめ
- 高画質動画の視聴などを、多人数で同時に行う方
- せっかくWi-Fi7なんだから、上位モデルでしょ!という方
- ネット側だけでなくLAN側も有線で10Gbps接続したい方
◆BE75がおすすめ
- 少人数・少ない台数の方
- 価格重視の方
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